駐フランス日本国特命全権大使 木寺 昌人 (きてら まさと)

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学歴等
1976年 東京大学法学部卒業
経歴等
1976年 外務省入省
     
1997年 在タイ日本国大使館公使
2000年 大臣官房会計課長
2001年 在フランス日本国大使館公使
2002年 在ジュネーヴ国際機関日本政府代表部公使
2005年 大臣官房審議官兼経済局
2006年 大臣官房審議官兼総合外交政策局 大使
2008年 中東アフリカ局アフリカ審議官
2008年 国際協力局長
2010年 大臣官房長
2012年 内閣官房副長官補
2012年 特命全権大使中華人民共和国駐箚
2016年 特命全権大使フランス共和国駐箚


木寺大使挨拶

在フランス日本国大使館のホームページをご覧の皆様

駐フランス日本国大使として着任しました木寺昌人です。一言皆様に御挨拶申し上げます。

フランスで勤務するのは約15年ぶり4回目となりますが、私の外交官人生にとってフランスは大変ご縁の深い国であり、再びパリで勤務できることを大変嬉しく思っております。

まず始めに、昨今のパリにおける連続テロ事件において犠牲になられた方々の御冥福を心からお祈り申し上げます。何の罪もない大勢の人々を巻き込んだ卑劣なテロ行為は、いかなる理由であれ決して許されるものではなく、日本政府はこれを断固として非難します。我が国は、引き続きフランスを始めとする国際社会と連携して、テロと闘う決意です。

日仏両国は民主主義、人権尊重、表現の自由、法治主義、市場経済という基本的価値観を共有し、また文化、芸術、科学技術といった面で、それぞれが大きな力を有する重要なパートナーです。両国が特別な関係にあることを安倍総理とオランド大統領は2013年6月のオランド大統領訪日の時に確認し、更に両国首脳や外相といった要人の頻繁な往来を通じて、協力関係を深めて参りました。

フランスはまた、国連安全保障理事会常任理事国として国際平和と安全の維持に大きな貢献を果たしている国でもあります。我が国もまた積極的平和主義の下、国際秩序の安定に主体的に貢献をしていく所存であり、その意味でも両国は重要なパートナーです。複雑な様相を深める現下の国際情勢の中にあって、国際社会の平和的発展のための安定を確保し、同時に地球環境問題に代表されるような未来の世代に良好な社会経済環境を引き継ぐ課題にともに努力し、国際社会をリードするために緊密な連携をはかっていくことは日本の外交の優先的課題です。2015年末に当地で開催されたCOP21において、フランスが議長国としての役割を存分に果たし、温室効果ガス排出削減等のための新たな国際枠組みである「パリ協定」が195カ国の全会一致で採択されたことは、大きな意義があります。

日本とフランスの関係が深まっていることは、文化、芸術は勿論、ファッションや最近では和食とフランス料理の交流など、枚挙に暇がありません。現在多くの日本の方々、日本企業がフランスで活躍され、またフランスを発信の場としておられます。フランスに在留される日本の方は登録を頂いている方で四万人を超えており、イノベーションの分野における日仏企業間協力も進んでいます。また、今後、フランスにおける日本語の教員資格も拡充され、フランスの学校における日本語教育の更なる充実が期待されます。日仏国交樹立160周年である2018年には、日本文化の粋を集め、大規模に紹介する「ジャポニスム2018」をパリで開催することになっています。2019年のラグビー・ワールドカップの日本開催、そして2020年の東京オリンピックを視野に入れたスポーツ交流の一層の拡大を図ることも両国政府の視野に入っています。

日本とフランスの関係を一層緊密なものとし、打てば響く関係にするとともに、フランスに滞在される邦人の皆様の安全面を含めた支援、領事事務の円滑な実施のため、私自身、大使館員の先頭に立って、精一杯努力する所存です。どうぞ宜しくお願い申し上げます。

駐フランス日本国大使
木寺昌人

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