女性の輝く社会に関する日仏ラウンド・テーブル(平成27年7月10日)

7月10日,当館はパリ日本文化会館(MCJP)の協力を得て「女性が輝く社会」に関する日仏ラウンド・テーブルを開催しました。

少子化の進む現在の日本にとって,女性が一層活躍出来る環境及び社会貢献しやすい環境を整えることは,日本社会がダイナミズム,競争力を失わないために喫緊の課題となっています。このような問題意識から,安倍総理のイニシアティブの下,日本政府は2020年までに女性の幹部職を30%(2014年現在8.3%),日本の女性就業率を73%(2014年70.8%)に引き上げることを目標として掲げ,女性の社会進出を支援しています。女性の地位向上はフランスにおいても大きな関心事項です。そこで,日本の現状を紹介し,日仏の比較の中でどのようにこの問題に取り組んでいくかを議論する機会を提供する目的でこのラウンド・テーブルを開きました。

このラウンド・テーブルでは,冒頭に鈴木大使より日本政府の問題意識とラウンド・テーブルの主旨を説明し,続いてステファン・カプファーラーOECD事務次長から日仏及びOECD加盟国における女性の社会進出の現状,特に日仏比較について説明があった後,セルジュ・マルティ日仏記者協会副会長司会の下,竹内佐和子MCJP館長,ナタリ・ロワゾーENA校長,市原淳子トラヤフランス代表,アニエス・アルシエ女性高級官僚協会創設者,加藤智子HISパリ代表の順で各人の経験に基づいて議論がなされました。意外にも日仏両国は女性がより責任のある地位を得て社会に貢献する上で妨げとなっている多くの共通の要因があることが明らかになりました。そして社会全体の意識を改革し,女性がより活躍出来る場を増やす上で,女性自身も積極的になる必要性が改めて確認されました。

なお,来る8月28-29日には,東京にて,“WAW!2015”が開催されます。昨年の“WAW!2014”には,仏政府からボワタール仏社会問題・保健・女性の権利大臣付女性の権利担当長官が出席し,世界各国からの参加者の間で「女性の輝く社会の実現」に向けて活発な議論が行われました。今年もフランスを初め各国から多才な女性の参加を得て会議を行います。“WAW!”については,こちらをご覧ください。
http://www.mofa.go.jp/fp/hr_ha/page22e_000652.html

 

 


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