モナコ紹介

モナコ,と聞くとまず何を思い浮かべられるでしょうか。丘の上の宮殿,地中海の青い海,F1モナコ・グランプリ,あるいはカジノや華やかな社交場との印象を持たれる方が多いかもしれません。2011年6月に行われたアルベール2世公と南アフリカの元五輪水泳選手のシャルレーヌ・ウィットストック妃の御成婚も記憶に新しいことでしょう。モナコの面積がわずか2.02平方キロメートル,バチカンに次いで世界第2の小国ではありますが,その知名度は日本国内及び世界では非常に高いものです。

フランスのコートダジュールとイタリアの間に位置するモナコ公国の始祖は13世紀にジェノバの教皇派貴族のフランソワ・グリマルディーでxあり,現在までグリマルディー家により治められています。常にフランスと深い関係を持ち,時には保護下になりながら時には編入されながら,長い歴史の変遷を歩んできました。モナコ公国が主権を回復するのは1861年ですが,フランスと1918年に締結された「友好保護条約」により,モナコの外交関係に一定の制約があり,日本と長きに亘る友好関係を有するものの,外交関係が樹立したのは2006年12月であり,比較的最近の話であります。2005年に先の条約に代わる「友好協力条約」がフランスとの間で発効したことにより,モナコ公国が独自に外交関係を開設することが可能になりました。

日本とモナコは政治,経済,文化等様々な面で良好な協力関係を築いています。2011年3月11日の東日本大震災の際には,日本はモナコからも多大な協力と支援を受けました。震災発生直後,モナコの要人やモナコ国民からお見舞いの書簡を届き,フランスから派遣された救援部隊である民間防衛部隊にはモナコ人11名が参加しました。また,日・モナコ協会を始めとする様々な団体・個人のイニシアティブにより沢山のチャリティー活動が行われ,多額の収益金が日本の被災者支援に送られました。

日本の皇室とモナコの公室との交流も活発です。2010年7月には,常陸宮同妃両殿下がモナコを御訪問され,アルベール2世公御臨席のもと,グリマルディー・フォーラムで行われた日本展「京都・東京:サムライからマンガまで」の開会式に御出席されました。伝統的な日本文化と現代の日本の姿にフォーカスした同展覧会は高い評価を受け,モナコにおける日本理解の促進につながりました。また,日本とモナコ公国との協力の深化が今後期待される分野として,環境問題への取り組みがあげられます。アルベール2世公は,外交政策として環境問題への取り組みを重視されており,2010年10月の名古屋における生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)にも,代表団長として参加されました。
モナコ公国には日本庭園があります。これは,故グレース・ケリー公妃が生前に所望されていたもので,故レーニエ3世公が亡き公妃を偲ばれて日本庭園の造園を計画され,1994年に開園したものです。現在では,市民の憩いの場,観光スポットとして親しまれています。

<モナコ関連リンク先>
基礎情報(外務省Webサイト):http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/monaco/data.html
要人訪問(外務省Webサイト):http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/monaco/visit/index.html
海外安全情報(モナコ)(外務省Webサイト):http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_284.html#ad-image-0
日モナコ協会Webサイト(仏語):http://www.monacojapon.asso.mc/home
モナコ政府観光会議日本事務所Webサイト(日本語):http://www.visitmonaco.com/

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