フランスでの航空便乗り継ぎについて

2021/6/16
 現在、フランス政府は、フランス入国者に対して制限を課していることもあり、フランスでの航空便乗り継ぎに当たっては、以下の点にご留意ください。
なお、2021年3月12日以降、欧州※及び日本を含む以下7カ国からの出入国については要件が緩和され、特段の事情がなくてもフランスに入国することが可能となりました (5月31日より英国は除外)。
※欧州(espace européen): EU加盟国、アンドラ、アイスランド、リヒテンシュタイン、モナコ、ノルウェー、サンマリノ、バチカン、スイス
(フランス出入国が緩和されている欧州域外の7ヶ国)
オーストラリア、韓国、イスラエル、日本、レバノン、ニュージーランド、英国、シンガポール
 
 
渡航経路により、必要書類が異なります。各種証明書の詳細については、下記に記載していますので、ご参照ください。
 
1 日本を含むフランス出入国が緩和されている国からフランス(パリ)を乗り継いで第三国に渡航する場合
(1)フランスを経由して欧州域外地域へ渡航する場合で、かつ入国を伴わない国際線エリアにおけるトランジット
日本からの渡航であり、入国を伴わない24時間以内の国際線エリアにおけるトランジットについては、特段の書類は求められておりません。最終目的地の必要書類をご確認ください。しかしながら、何らかのトラブルによりフランス入国が必要となりうる可能性も否定できないため、念のため「フライト出発72時間以内に実施したPCR検査陰性証明書(11歳以上のみ)」をご用意いただくのも一案です。なお、パリ空港HPによれば、フランス入国を伴わず、最終目的地が新型コロナウイルス検査の陰性証明書を必要としない場合は、乗り継ぎにおいて陰性証明書は不要と記載されていますが、トラブルを避けるため事前にご利用の航空会社に確認することをお勧めします。
 
(2)フランスに一度入国した後、欧州域外地域に渡航する場合
 日本からは、特段の理由がなくてもフランスに入国することができますが、「フライト出発72時間以内に実施したPCR検査陰性証明書(11歳以上のみ)」が必要となります。
 なお、フランスから欧州域外への出国手続きを行う際に渡航先によっては別途「出国理由書」が必要となる場合があります。
 
(3)フランスを経由して欧州域内地域へ渡航する場合
 最終目的地が欧州域内の場合は、フランスで入国手続きを行うことになりますので、上記(2)と同様の書類をご用意ください。フランスから他の欧州域内諸国に渡航する際には、特段の証明書等は必要ありませんが、最終目的地である欧州域内地域によっては、各種証明書を求めている場合がありますので、事前にご確認ください。
 
(4)フランスを経由してフランス出入国が緩和されている欧州域外地域へ渡航する場合(例:日本発パリ経由でイスラエル着)
 フランス入国を伴わない空港内のトランジットであれば、特段の書類は求められておりません。最終目的地の必要書類をご確認ください。しかしながら、何らかのトラブルによりフランス入国が必要となりうる可能性も否定できないため、念のため「フライト出発72時間以内に実施したPCR検査陰性証明書(11歳以上のみ)」をご用意いただくのも一案です。なお、パリ空港HPによれば、フランス入国を伴わず、最終目的地が新型コロナウイルス検査の陰性証明書を必要としない場合は、乗り継ぎにおいて陰性証明書は不要と記載されていますが、トラブルを避けるため事前にご利用の航空会社に確認することをお勧めします。
 
2 欧州域外地域からフランス(パリ)を経由して日本に帰国する場合
フランスは、欧州域内地域及び日本を含む出入国の要件を緩和した国以外の地域からは特段の事情のない限り入国できないため、必ず入国を伴わない24時間以内の国際線エリアにおけるトランジットとしてください。必要書類は「国際移動理由証明書」及び「新型コロナウイルスの症状がない旨などを記載した誓約書」となります。
 
3 欧州域内地域からフランス(パリ)を経由して日本に帰国する場合
 欧州域内地域からフランスに入国する際には、「フライト出発72時間以内に実施したPCR検査陰性証明書(11歳以上のみ)」及び「新型コロナウイルスの症状がない旨などを記載した誓約書」が必要となります。フランスを出国する際に「出国理由書」は必要ありません。
 
4 欧州域内地域からフランス(パリ)を経由して欧州域外地域(日本を含めてフランス出入国の要件が緩和している国を除く)に渡航する場合
 欧州域内地域からフランスに入国する際には、「フライト出発72時間以内に実施したPCR検査陰性証明書(11歳以上のみ)」及び「新型コロナウイルスの症状がない旨などを記載した誓約書」が必要となります。また、フランスから欧州域外への出国手続きを行う際に別途「出国理由書」が必要となります。
 
5 欧州域外地域からフランス(パリ)を経由して欧州域外地域に渡航する場合(出発地及び到着地ともに日本を含めてフランス出入国の要件が緩和している国を除く)
フランスに入国することはできないため、入国を伴わない24時間以内の国際線エリアにおけるトランジットについてのみ認められています。必要書類は「国際移動理由証明書」及び「新型コロナウイルスの症状がない旨などを記載した誓約書」となります。なお、なお、パリ空港HPによれば、フランス入国を伴わず、最終目的地が新型コロナウイルス検査の陰性証明書を必要としない場合は、乗り継ぎにおいて陰性証明書は不要と記載されていますが、トラブルを避けるため事前にご利用の航空会社に確認することをお勧めします。
 
◎各種証明書
各種証明書については、以下の内務省サイトからダウンロード可能です。サイト内においてタブにより3つのカテゴリーに分かれており、欧州地域内と日本を含むフランス出入国が緩和されている国との移動については、「DÉPLACEMENT VERS/DEPUIS UN PAYS DE LA ZONE VERTE」、それ以外の欧州域外地域との移動については、「DÉPLACEMENT VERS/DEPUIS UN PAYS DE LA ZONE ORANGE, ZONE ROUGE」をそれぞれ選択してください。
フランス内務省サイト:https://www.interieur.gouv.fr/Actualites/L-actu-du-Ministere/Attestation-de-deplacement-et-de-voyage 
 
1 「国際移動理由証明書
欧州域外諸国(日本を含む出入国の要件を緩和した国以外の地域を除く)からフランスへの移動の際には、「国際移動理由証明書」(ATTESTATION DE DÉPLACEMENT )を携行する必要があります。24時間以内のトランジットの場合は、「Voyageur en transit de moins de 24 heures en zone internationale」にチェックしてください。
 
2 「新型コロナウイルスの症状がない旨などを記載した誓約書」
 欧州域内地域からのフランス入国及び国際線エリアにおけるトランジットの際には、過去48時間以内に「新型コロナウイルスの症状がない旨などを申述した誓約書」(ENGAGEMENT SUR L’HONNEUR )が必要となっています。
 
3 「出国理由書」
 フランスから欧州域外地域(日本を含めてフランス出入国の要件が緩和している国を除く)に渡航する場合には、「出国理由書」(ATTESTATION DE SORTIE)が必要となります。自身の居住国に戻る際には、1番目の項目である「Retour dans le pays de résidence ou d’origine (sans garantie de retour sur le territoire français, sauf motif impérieux)」をチェックしてください。
 
◎その他の注意事項
1 預け入れ荷物のスルーチェックイン
出発地の空港におけるチェックイン時に、預け入れ荷物がスルーチェックイン(預け入れ荷物が、出発地から最終目的地まで運ばれるチェックイン方法)されていない場合、フランスで荷物を受け取る必要がありますが、出発地によってはフランス入国が許可されないため、荷物を受け取ることができず、帰国後にロストバゲージとして手続きしなければならなくなる可能性があります。
欧州域外地域(日本を含めてフランス出入国の要件が緩和している国を除く)からフランスをトランジットする際には、預け入れ荷物がスルーチェックインとなっているかを、必ず確認してください。
臨時便を利用する場合や異なる航空会社からそれぞれチケットを購入した場合などには、スルーチェックインが出来ない可能性がありますので、機内持込み手荷物だけで搭乗することをお勧めします。
 
2 食べ物の用意
パリCDG空港トランジットエリアの商店は時間帯によっては閉鎖しており、飲食物の入手が困難な場合もあります。乗り継ぎの際に空港での滞在時間が長くなる場合には、搭乗地から食べ物を持参することをお勧めします。
 
(参考サイト)
パリ空港HP:https://www.parisaeroport.fr/passagers/les-vols/covid-19-informations-voyageurs