欧州域外からのパリでの航空便乗り継ぎについて

2021/2/2
 
現在、フランス政府は、全てのフランス入国者に対して制限を課しており、欧州域外からは特段の事情がない限りフランス入国はできません。
一方、日本国籍者が、欧州域外からパリを経由(入国を伴わない24時間以内の国際線エリアにおけるトランジット)して第三国に渡航することは可能ですが、以下の点に十分留意してください。
なお、パリ空港HPによれば、フランス入国を伴わず、最終目的地が新型コロナウイルス検査の陰性証明書を必要としない場合は、乗り継ぎにおいて陰性証明書は不要と記載されていますが、トラブルを避けるため事前にご利用の航空会社に確認することをお勧めします。
 
1 「国際移動理由証明書
欧州域外諸国からパリを乗り継いで第三国に渡航する際には、「国際移動理由明書」(Attestation pour un voyageur en provenance d’un pays extérieur à l’espace européen)を携行する必要があります。以下のフランス内務省リンク先からファイルをダウンロードできます。欧州域外諸国からパリを乗り継ぐ場合は、「4) Déplacement en provenance d’un pays extérieur à l’espace européen et classé en zone de circulation de l'infection du virus SARS-CoV-2」内にある欧州域外の国民用の証明書(フランス語版(PDF、DOCX、TXTから選択)と英語版があり、フランス語版のタイトルは「ATTESTATION DE DEPLACEMENT POUR MOTIFS IMPERIEUX VERS LA FRANCE
METROPOLITAINE DEPUIS UN PAYS EXTERIEUR A L’ESPACE EUROPEEN CLASSE EN ZONE DE CIRCULATION DE L’INFECTION POUR LES RESSORTISSANTS DE PAYS TIERS」となっています。
国際移動理由証明書の渡航理由「1) certifie que mon motif de déplacement correspond à l’une des catégories suivantes」は、3項目の「Ressortissant de pays tiers, en transit de moins de 24 heures en zone internationale」にチェックを入れてください。
また、同理由書の「2) certifie que mon motif de déplacement correspond à l’un des motifs impérieux suivants (やむを得ない理由)」については、基本的にフランス入国者に対する項目ですが、トラブルを避けるため、念のために最終目的地のおける渡航目的として該当する箇所にチェックを入れておくことをお勧めします。
 
フランス内務省HP:https://www.interieur.gouv.fr/Actualites/L-actu-du-Ministere/Attestation-de-deplacement-et-de-voyage 
 
2 「新型コロナウイルスの症状がない旨などを記載した誓約書」
 過去48時間以内に新型コロナウイルスの症状がない旨などを申述した誓約書を記載する必要があります。上記、フランス内務省のHPからダウンロード可能です。フランス語版(PDF、DOCX、TXTから選択)と英語版があり、フランス語のタイトルは「ENGAGEMENT SUR L’HONNEUR À SE SOUMETTRE AUX RÈGLES RELATIVES À L’ENTRÉE SUR LE TERRITOIRE NATIONAL MÉTROPOLITAIN」)となっています。11歳以上と11歳以下でそれぞれの書式があります。
なお、誓約書内には、「仏到着後の7日間の自主隔離」や「到着7日後のPCR検査受検」なども同時に誓約する内容となっています。これらの誓約はフランス入国者に対して適用されるものですが、トランジットのみの場合であっても誓約書を携行する必要があります。誓約書は、ご利用する航空会社や出入国管理当局に提示することになっています。
 
3 預け入れ荷物のスルーチェックイン
パリでの乗り継ぎに際し預け入れ荷物が発生する場合は、パリへの空路を確保する際に、スルー(預け入れ荷物を乗り継ぎ地であるパリで引き出す必要がなく、最終目的地まで運ばれる)で日本に運ばれるか必ず確認してください。
 パリの空港で荷物を引き出すためには一度入国手続きをする必要がありますが、出発地によっては入国が許可されないため、荷物を受け取ることができません。預け入れ荷物のスルーチェックインができないと、帰国後にロストバゲージとして手続きしなければならなくなる可能性があります。
 一般的な商用便ではなく、臨時便等を利用する場合、スルーチェックインが出来ない可能性がありますので、機内持込み手荷物だけで搭乗することをお勧めします。
 
4 食べ物の用意
パリCDG空港トランジットエリアの商店は時間帯によっては閉鎖しており、飲食物の入手が困難な場合もあります。乗り継ぎの際に空港での滞在時間が長くなる場合には、搭乗地から食べ物を持参することをお勧めします。
 
(参考サイト)
パリ空港HP:https://www.parisaeroport.fr/passagers/les-vols/covid-19-informations-voyageurs