フランスの出入国措置について

2021/9/10
現在フランスでは、外国からの入国に対し制限措置がとられています。
フランスへの入国制限は、渡航者の国籍ではなく、出発地によります。各国・地域は、その感染状況に応じて、3つのカテゴリー(グリーン、オレンジ、レッド)に分類されており、いずれのカテゴリーの国・地域からフランスに入国するかによって制限措置の内容が異なります。
 
※ 以下の情報は、フランス当局の発表を、当館で取りまとめたものとなりますが、フランス政府の対応は流動的かつ頻繁に変更されますので、以下の内容から更に変更されている可能性もあります。フランスへの渡航を検討される際には、フランス当局のホームページを参照するほか、各国・地域に所在するフランス大使館に確認するなど、最新の情報を十分に確認してください。

【フランス内務省ホームページ】
● https://www.interieur.gouv.fr/Actualites/L-actu-du-Ministere/Attestation-de-deplacement-et-de-voyage  (フランス語)
● https://www.interieur.gouv.fr/Actualites/L-actu-du-Ministere/Certificate-of-international-travel (英語)  
フランスの​出入国規制の参照、各カテゴリー別入国・出国理由証明書及び誓約書のダウンロードができます。

【日本からフランスへの入国制限に関するポイント】
・日本は、最も規制の少ない「グリーン」に分類
・渡航にあたって特別な理由:必要なし(ワクチン接種の有無にかかわらず)
・日本からフランスに渡航する場合の新型コロナウイルス感染検査:ワクチン接種済みの者は、新型コロナウイルス感染検査不要。ワクチン未接種の者は出発72時間前以内のPCR検査または抗原検査による陰性証明書が必要(12歳以上のみ、12歳未満は不要)
・フランスに到着後の自主隔離:必要なし(ワクチンの接種の有無にかかわらず)
・日本を含むグリーン国・地域からフランス入国する際に提出する誓約書(Engagement sur l'honneur):必要

 

ワクチン接種済みと認定されるための要件

(1)欧州医薬品庁(EMA)に認められているワクチン(ファイザー、モデルナ、アストラゼネカ、及びジョンソン&ジョンソン)の接種
(2)ワクチン接種証明が有効と認められるための条件
・ 2回接種が必要なワクチン(ファイザー、モデルナ、アストラゼネカ)の場合は、2回目接種から7日後
・ 1回接種のワクチン(ジョンソン&ジョンソン)の場合は、接種から28日後
※ 大人がワクチン接種済みの場合、同行する未成年者も同じ条件が適用されます。
※ フランス入国に際しては、日本国内で発行された海外渡航用の新型コロナワクチン接種証明書が認められます(フランス国内で運用されている衛生パスとしては使用できません)。
 

三つのカテゴリー(感染状況に応じて随時改定)

グリーン オレンジ レッド
・ウイルスの活発な流行なし
・懸念すべき変異株なし
・ウイルスの活発な流行は制御されている
・懸念すべき変異株の拡散なし
・ウイルスのな活発な流行あり
・懸念すべき変異株あり
欧州(※)、オーストラリア、バーレーン、ブルネイ、カナダ、チリ、香港、日本、ヨルダン、レバノン、ニュージーランド、サウジアラビア、シンガポール、韓国、台湾、ウクライナ、コモロ連合、ウルグアイ、バヌアツ グリーン及びレッドカテゴリー以外の国 アフガニスタン、アルジェリア、アルゼンチン、バングラデシュ、ブラジル、コロンビア、コスタリカ、キューバ、コンゴ民主共和国、ジョージア、インドネシア、イラン、モルディブ、モロッコ、モザンビーク、ナミビア、ネパール、パキスタン、ロシア、セイシェル、南アフリカ、スリナム、チュニジア、トルコ
※欧州(espace européen): EU加盟国、アンドラ、アイスランド、リヒテンシュタイン、モナコ、ノルウェー、サンマリノ、バチカン、スイス
 

カテゴリー別 フランス出入国制限

 
 グリーン

1 フランスへの入国
1-1)ワクチン接種済みの場合(ワクチン接種証明書を提示)
・渡航にあたっての特別な理由:必要なし
・搭乗にあたっての新型コロナウイルス感染検査の要否:必要なし
・フランス到着時の感染検査の有無:なし
・到着後の自主隔離の要否:必要なし
・グリーン国からのフランス入国時に提出する誓約書(Engagement sur l'honneur):必要

1-2)ワクチン未接種の場合
・渡航にあたっての特別な理由:必要なし
・搭乗にあたっての新型コロナウイルス感染検査の要否:72時間以内のPCR検査または抗原検査の陰性証明が必要です(12歳以上のみ、12歳未満は不要)
※ キプロス、スペイン、ギリシャ、マルタ、オランダ、ポルトガルからの入国の場合は、24時間以内
・フランス到着時の感染検査の有無:なし
・到着後の自主隔離の要否:必要なし
・グリーン国からのフランス入国時に提出する誓約書(Engagement sur l'honneur):必要

※「誓約書」において誓約する内容
(a)過去48時間以内に次の症状のいずれも示さなかったこと
  -発熱又は悪寒
  -咳又は通常の咳の頻度の増加
  -いつもとは異なる倦怠感
  -会話や軽い動作・運動時における息切れ
  -いつもとは異なる筋肉痛、身体の節々の痛み
  -原因不明の頭痛
  -味覚又は嗅覚の消失
  -心当たりのない下痢
(b)過去14日以内に新型コロナウイルス感染者との接触がないこと


2 フランスからの出国
2-1)ワクチン接種済みの場合(ワクチン接種証明書を提示)
・渡航にあたっての特別な理由:不要
・搭乗にあたっての新型コロナウイルス感染検査の要否:渡航先国の措置のとおり
・到着時の感染検査の有無:渡航先国の措置のとおり
・到着後の隔離の要否:渡航先国の措置のとおり
・その他必要な書類:なし

2-2)ワクチン未接種の場合
・渡航にあたっての特別な理由:不要
・搭乗にあたっての新型コロナウイルス感染検査の要否:渡航先国の措置のとおり
・到着時の感染検査の有無:渡航先国の措置のとおり
・到着後の隔離の要否:渡航先国の措置のとおり
・その他必要な書類:なし
 
 オレンジ

1 フランスへの入国
1-1)ワクチン接種済みの場合(ワクチン接種証明書を提示)

・渡航にあたっての特別な理由:必要なし
・搭乗にあたっての新型コロナウイルス感染検査の要否:必要なし
・フランス到着時の感染検査の有無:なし
・到着後の自主隔離の要否:必要なし
・オレンジ国からのフランス入国時に提出する誓約書(Engagement sur l'honneur):必要

1-2)ワクチン未接種の場合
・渡航にあたっての特別な理由:必要(入国理由証明書(Attestation d'entrée sur le territoire métropolitain)が必要です)
・搭乗にあたっての新型コロナウイルス感染検査の要否:72時間以内のPCR検査または48時間以内の抗原検査の陰性証明が必要(12歳以上のみ)
※ イギリスからの入国の場合は、24時間以内
・フランス到着時の感染検査の有無:抗原検査(ランダム)
・到着後の自主隔離の要否:7日間(隔離終了時(7日後)にPCR検査を実施)
・オレンジ国からのフランス入国時に提出する誓約書(Engagement sur l'honneur)):必要

※「誓約書」において誓約する内容
(a)過去48時間以内に次の症状のいずれも示さなかったこと
  -発熱又は悪寒
  -咳又は通常時の咳より頻度が多い
  -いつもとは異なる倦怠感
  -会話や軽い動作・運動時における息切れ
  -いつもとは異なる筋肉痛、身体の節々の痛み
  -原因不明の頭痛
  -味覚又は嗅覚の消失
  -心当たりのない下痢
(b)過去14日以内に新型コロナウイルス感染者との接触がないこと
(c)欧州医薬品庁(EMA)に認められたワクチン未接種の場合のみ
  -到着時に新型コロナウイルスの検査を実施する場合は従うこと(12歳以上のみ)
  -到着後7日間自主隔離すること、フランス政府から要求された場合は指定の場所で隔離すること
  -7日間の自主隔離終了時にPCR検査を実施すること(12歳以上のみ)

※ 入国が認められる「特別な理由」
(1)フランス国籍者、その配偶者(婚姻関係にある者、パックス契約をしている者、もしくは内縁関係の者)及びその子女。
(2)欧州の国民、その配偶者(婚姻関係にある者、パックス契約をしている者、もしくは内縁関係の者)及びその子女で、フランスに主たる住居を有する、又はフランスを経由して欧州に所在する主たる住居あるいは自国に戻る者。
(3)第三国の国民で、有効なフランス又は欧州の滞在許可証もしくは長期滞在査証を有し、フランスに主たる住居を有する、又はフランスを経由して欧州に所在する主たる住居に戻る者。
(4)EU及び欧州原子力共同体離脱協定の恩恵の対象となる英国国民及びその家族。英国の公務員、国境警察・税関職員、英仏海峡トンネル従業者
(5)第三国の国民で、家族結集、又は難民向けの家族統合のための長期滞在査証の所持者、無国籍者等保護の対象となる者。
(6)外国人で、Covid-19対策に従事する医療・研究関係者、その配偶者(婚姻関係にある者、パックス契約をしている者、もしくは内縁関係の者)及びその子女。
(7)客員研修生として採用された医療・研究関係者。
(8)長期滞在査証パスポート・タラン(passeport Talent)を所持する第三国の国民、その配偶者(婚姻関係にある者、パックス契約をしている者、もしくは内縁関係の者)及びその子女。
(9)フランスの高等教育機関入学のためのフランス語教育課程に登録した者、口頭試験が認められた者、2021-22年度課程に登録した者。研究所に招聘された研究者で長期滞在が必要な者及びその配偶者(婚姻関係にある者、パックス契約をしている者、もしくは内縁関係の者)及びその子女
(10)陸路、海路、航空機による全ての輸送機関の運転手を含む旅客・貨物輸送サービスの従事者、フランスで消費利用される商品の国際輸送又はフランスを経由する国際輸送に従事する者、又はその出発地に向けて移動中の者。
(11)第三国の国民でフランスに本部又は事務所を有する外交・領事使節団、もしくは国際機関の一員、その配偶者及び子女、自国から特命を受けた職業上のやむを得ない理由がある者。
(12)国際線エリアに留まり、24時間以内の乗り継ぎを行う者。


2 フランスからの出国 
2-1)ワクチン接種済みの場合(ワクチン接種証明書を提示)
・渡航にあたっての特別な理由:不要(別途渡航先国に規定がある場合を除く)
・搭乗にあたっての新型コロナウイルス感染検査の要否:渡航先国の措置のとおり
・到着時の感染検査の有無:渡航先国の措置のとおり
・到着後の隔離の要否:渡航先国の措置のとおり
・その他必要な書類:なし

2-2)ワクチン未接種の場合
・渡航にあたっての特別な理由:必要(渡航先により厳格な規定がある場合は、それに従う)
・搭乗にあたっての新型コロナウイルス感染検査の要否:渡航先国の措置のとおり
・到着時の感染検査の有無:渡航先国の措置のとおり
・到着後の隔離の要否:渡航先国の措置のとおり
・その他必要な書類:出国理由証明書(Attestation de sortie du territoire métropolitain)
 
 レッド

1 フランスへの入国
1-1)ワクチン接種済みの場合(ワクチン接種証明書を提示)

・渡航にあたっての特別な理由:必要なし
・搭乗にあたっての新型コロナウイルス感染検査の要否:必要なし
・フランス到着時の感染検査の有無:なし
・到着後に自主隔離の要否:必要なし
・レッド国からのフランス入国時に提出する誓約書(Engagement sur l'honneur):必要

1-2)ワクチン未接種の場合
・渡航にあたっての特別な理由:必要(入国理由証明書(Attestation de déplacement vers la France métropolitaine)が必要)
・搭乗にあたっての新型コロナウイルス感染検査の要否:48時間以内のPCR検査または抗原検査の陰性証明が必要(12歳以上のみ)
・フランス到着時の感染検査の有無:抗原検査
・到着後に自主隔離の要否:10日間、遵守状況の確認有り
・レッド国からのフランス入国時に提出する誓約書(Engagement sur l'honneur):必要

※「誓約書」において誓約する内容
(a)過去48時間以内に次の症状のいずれも示さなかったこと
  -発熱又は悪寒
  -咳又は通常時の咳より頻度が多い
  -いつもとは異なる倦怠感
  -会話や軽い動作・運動時における息切れ
  -いつもとは異なる筋肉痛、身体の節々の痛み
  -原因不明の頭痛
  -味覚又は嗅覚の消失
  -心当たりのない下痢
(b)過去14日以内に新型コロナウイルス感染者との接触がないこと
(c)到着時に新型コロナウイルスの検査を実施する場合は従うこと(12歳以上のみ)
(d)欧州医薬品庁(EMA)に認められたワクチンを接種済みと認められる場合
     -到着後7日間自主隔離すること、フランス政府から要求された場合は指定の場所で隔離すること
     -7日間の自主隔離終了時にPCR検査を実施すること(12歳以上のみ)
(e)欧州医薬品庁(EMA)に認められたワクチンを未接種の場合
     -入国後10日間自主隔離すること、隔離場所からの外出時間制限に従うこと(国際線トランジットエリアの滞在は対象外)

※ 入国が認められる「特別な理由」
(1)フランス国籍者、その配偶者(婚姻関係にある者、パックス契約をしている者、もしくは内縁関係の者)及びその子女。
(2)欧州の国民、その配偶者(婚姻関係にある者、パックス契約をしている者、もしくは内縁関係の者)及びその子女で、フランスに主たる住居を有する者。
(3)第三国の国民で、有効なフランス又は欧州の滞在許可証もしくは長期滞在査証を有し、フランスに主たる住居を有する者。
(4)第三国の国民で、家族結集、又は難民向けの家族統合のための長期滞在査証の所持者、無国籍者等保護の対象となる者。
(5)陸路、海路、航空機による全ての輸送機関の運転手を含む旅客・貨物輸送サービスの従事者、フランスで消費利用される商品の国際輸送又はフランスを経由する国際輸送に従事する者、又はその出発地に向けて移動中の者。
(6)第三国の国民でフランスに本部又は事務所を有する外交・領事使節団、もしくは国際機関の一員、その配偶者及び子女。
(7)国際線エリアに留まり、24時間以内の乗り継ぎを行う者。

また、ワクチン未接種の場合は、義務的隔離の場所として、以下の中から選択することを求められます。
(8)自宅(住所証明やアクセス方法に関する詳細の提示が必要)
(9)適切な宿泊施設(ホテルなど。住所証明やアクセス方法に関する詳細の提示が必要)
(10)フランス行政機関に指定された場所
(11)その他(国際線トランジットの場合)

2 フランスからの出国 
2-1)ワクチン接種済みの場合(ワクチン接種証明書を提示)
・渡航にあたっての特別な理由:必要なし
・搭乗にあたっての新型コロナウイルス感染検査の要否:渡航先国の措置のとおり
・到着時の感染検査の有無:渡航先国の措置のとおり
・到着後の隔離の要否:渡航先国の措置のとおり
・その他必要な書類:なし

2-2)ワクチン未接種の場合
・渡航にあたっての特別な理由:必要(渡航先により厳格な規定がある場合は、それに従う)
・搭乗にあたっての新型コロナウイルス感染検査の要否:渡航先国の措置のとおり
・到着時の感染検査の有無:渡航先国の措置のとおり
・到着後の隔離の要否:渡航先国の措置のとおり
・その他必要な書類:出国理由証明書(Attestation de sortie du territoire métropolitain)