メトロやバスにおける検札・罰金について



パリのメトロやバス内ではチケットの検札が度々行われています。違反が確認された場合、罰金の支払い義務がありますので、以下を参考に十分気をつけてください。


罰金

 

違反リスト及び罰金についてはRATP(パリ交通公団)のサイト
https://www.ratp.fr/sites/default/files/inline-files/Liste%20infractions_0.pdf をご覧ください。

 

違反として摘発される代表的なものは以下のとおりです(罰金額は2019年4月現在)。

 

(1)



罰金35ユーロ
・チケットが有効化されていない(磁気が認証していない)
・正規ゾーンの利用可能区間を超えた乗り越し
・子供用チケットの不正使用

(2)


罰金50ユーロ
・チケット不所持
・使用済チケットの提示

(3)




罰金60ユーロ
・一方通行を逆走
・明らかな酩酊状態
・係員の指示に従わない
・許可のない撮影

(4)

罰金68ユーロ
・喫煙

罰金の支払いに関する注意事項

 


基本的に一切の言い訳は通じません。下手にもめると罰金35ユーロであっても、係員の指示に従わなかったとして罰金が60ユーロに上がるようなこともあります。


罰金の支払いに納得がいかない場合には、以下のRATPサイトからクレームすることが可能です。罰金に至った経緯、納得しない理由を明記し領収書などを添付して申し出るにより返金されることもあります。https://www.ratp.fr/contacts/client



上記の罰金額はその場で支払った場合の金額です。違反時に現金やクレジットカードがなく支払いが不可能だった場合には、後日インターネットや小切手送付等により支払い可能ですが、罰金額が上がります。2か月以内に支払いがなかった場合には固定罰金に加え180ユーロ~375ユーロの追加罰金が加算されます。

メトロやバス乗車時の注意事項

 


チケットは地下鉄駅を出るまでは捨てないでください。但し、いつまでも使用済チケットを所持していると未使用チケットと混同する可能性があるので、明らかに使用しなくなった時点で早めに処分することをお勧めします。



改札口を通過した際には、チケットに刻印がなされているか確認してください。改札システムの不具合で刻印がされず未使用と判断されることがあります。刻印がない場合には可能な範囲で駅員に照会してください。照会することが不可能であり、やむを得ず乗車し、検札に遭遇した際には、一度罰金を支払った上でRATPに不服として返金を申し出ることをお勧めします。


チケットの磁気は電子機器に近づけると容易に傷むため携帯電話等には近づけないでください。なお、未使用チケットの磁気が悪くなり、入口の改札を通れなくなった場合には、駅の窓口で交換が可能です。



メトロ改札口が故障により開かれていた際には、駅の窓口で証明書をもらっておくことにより罰金を回避することが可能です。なお、故障中を証明するために写真を撮っておくことは、許可のない撮影として罰金の対象と指摘される可能性があるのでお勧めしません。


地下鉄駅構内で行き先を間違えたとしても、むやみに引き返さないでください。一方通行だった場合、逆走として罰金の対象になります。