被害者からの手紙

このホームページには、当地で犯罪被害に遭遇された方からのメールやお手紙が寄せられることがあります。
典型的な犯罪手口や危険な目に遭われた方から寄せられた内容を、ご了承をいただいた上で、次に掲載致します。

RER車内で強盗被害 ブランド物を替わりに買ったら
転勤でパリへ、被害の連続 偽警官
地下鉄切符で詐欺 地下鉄でスリに遭遇
空港とパリ市内のRERでスリ被害 北駅で泣きつかれ、カード詐欺被害
北駅での詐欺と集団スリ被害


ブランド物を替わりに買ったら

 初めてメール致します。日本の神奈川県在住の28歳(女性)です。
 先日、(9月5日から10日まで)自由旅行でパリに行ってまいりました。友人の女性と二人で、9月8日(月)にシャンゼリゼ通り付近を歩いていましたら、アジア系男性に“Do you speak English?”と声をかけられたので、道を尋ねられるのかと思い、Yesと答えました。すると、「私達中国人にチャンスを下さい。私達の代わりに(道の向こう側の)ルイ・ヴィトンで買い物をしてきて下さい。お金は全額渡しますから」と言われました。嫌な予感がしたので「No」と言って立ち去りましたが、その後も何度か、同じよ うに中国人風の男に「Do you speak English?」と声をかけられました。シャンゼリゼ通りに中国人らしき男女が散って、待ち構えている様子でした。No、といって立ち去りましたので何も被害に遭っていないのですが、何かの犯罪の手口でしょうか?
 もし同様の報告がありましたら、今後の旅行の参考にしたいので教えて下さい。偽札を渡して日本人に買い物をさせ、ブランド店のカスタマーカードには日本人の記録を残させて、自分達は姿を消す、という類のものかと推測しています。どうぞ宜しくお願い致します。


(当館領事の回答)

 お問い合せの件、次のとおりです。
 声をかけてきたアジア系人ですが、犯罪組織と何らかの関係があります。おそらくは、高級ブランド品を多数買い集めて不正に免税措置を受け、日本やアジア各国に運んで売却して利益を得ているものと思います。仏の税額は19.6%ですから、免税措置を受けるだけでも、かなりの利益となります。 パリでは、時々この類の犯罪組織が摘発されております。
 ただ、今まで当館に相談に来られた旅行者の方から聞いた範囲では、どなたも直接の被害を受けていません。偽札を握らされたとか、クレジットカードを使って買わされたとかの話は聞きません。皆、きちんとお金をもらってはいますが、自分の名前で免税書類をつくっていることもあって、気味が悪いとして来られるだけです。
 ちなみに、声をかけて来る際に「中国人は店から差別を受けており・・・」と訴えることがありますが、彼らの常套文句です。気に病む必要はありません。高級ブランド店は、一般客を装って大量に買い付ける業者を排除するために購入点数を制限したり、名前をチェックしたりしているようですが、人種差別をもくろんでいるわけではありません。
 ご質問等ありましたら、ご遠慮なくお問い合せください。


(当館の回答に対する返事)

 早速のご回答有り難うございました。私は実際被害には遭っていないのですが、このような件は気になりますし、パリに旅行に行く友人も多いので、情報を交換しながら自分の身の安全を心がけたいと思っております。
 ちなみに、前のメールには書いていませんでしたが、声をかけてきた男性が出没していたのは、シャンゼリゼ通りとモンテーニュ通りのルイヴィトンの、いずれも道を挟んだ向かいの歩道でした。


偽警官

 はじめまして。
 先日、パリに父親と2人で旅行したものですが、うかつにも盗難にあってしまいました。このHPを出発前にもっとよく見ておくべきだったと後悔しています。いままで、いろいろな国に旅行していましたが、初めて盗難に遭いました。

 今回メールを送信させていただいたのは、パリにおいて日本人を狙った犯罪がかなり、頻繁に起こっていることをご存知なのは知っていますが、あらためてパリ観光を予定されている方に注意を促していただきたく、メールしました。

 パリでは、何人もの現地の人たちに、「日本人ですか? 犯罪に注意してくださいね!」という助言をいただきました。
 今回私と父が巻き込まれたパターンは、偽警官を名乗る2人と、もう一人のオトリ。私の感じるところでは、イタリア系2人と、黒人1人の3人組の男達です。
 手口としては、「麻薬の捜査をしている。」といいつつ財布を検査するというものでした。簡単には、財布は出さないのですが、オトリの男が財布を見せていました。(この男は、事件前になれなれしく、話しかけていました) それもあって、うかつにも、父が財布を出してしまいました。

 私はあやしいと思い取り返したつもりしたが、4万円が抜き取られていました。その時は取り返したと思い、また、その後、ウィーンに乗り継ぎもあり、警察には被害届けを出していません。とにかく、フランス語がわからないので、冷静な対処ができませんでした。
自己管理が甘かったです。

 これぐらいの被害でよかったとも思いますが、ただ、簡単にひっかかってしまったので、犯人たちが、ますます、日本人を狙わないかと心配になります。
 どうぞ、現在のパリにおいての日本人観光客の実態をHPや配布物などで徹底させてください。
 よろしくお願いいたします。

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