地下鉄やバスなどの公共交通機関における検札・罰金について
令和6年4月11日
フランス国内では、公共交通機関の車内や、地下鉄構内において、検札官によるチケットの検札が不定期に行われています。
チケットが有効化されていない(壊れている改札口より入ってしまい有効化されていない場合も含む)などの違反が確認された場合には、罰金が科せられますので、以下の注意事項を参考にし、十分気をつけて利用してください。
チケットが有効化されていない(壊れている改札口より入ってしまい有効化されていない場合も含む)などの違反が確認された場合には、罰金が科せられますので、以下の注意事項を参考にし、十分気をつけて利用してください。
違反例
RATP(パリ交通公団)ホームページによると、以下のような行為が違反とみなされます。
❖ 乗車時にチケットが有効化されていない(注:改札機の故障や不具合でチケットに刻印がされていない場合を含む)
❖ 割引料金(注:子ども料金等)のチケットを使用しているにもかかわらず、その疎明資料が提示できない
❖ チケット不所持
❖ 使用済チケットの提示
❖ 一方通行の逆走
❖ 許可のない撮影
❖ 喫煙
【参考:RATP(パリ交通公団)ホームページ】
●違反の種類と罰金額について
https://www.ratp.fr/question/quels-sont-les-montants-des-infractions
❖ 乗車時にチケットが有効化されていない(注:改札機の故障や不具合でチケットに刻印がされていない場合を含む)
❖ 割引料金(注:子ども料金等)のチケットを使用しているにもかかわらず、その疎明資料が提示できない
❖ チケット不所持
❖ 使用済チケットの提示
❖ 一方通行の逆走
❖ 許可のない撮影
❖ 喫煙
【参考:RATP(パリ交通公団)ホームページ】
●違反の種類と罰金額について
https://www.ratp.fr/question/quels-sont-les-montants-des-infractions
罰金の支払いに関する注意事項
❖ | 検札官により違反とみなされた場合、罰金をその場で支払うよう求められます。ただし、違反時に現金やクレジットカードを所持しておらず、支払いが不可能な場合には、後日インターネットや小切手送付などにより支払うよう案内され、この場合の罰金額は、その場で支払う金額より高額となります。 |
❖ | 基本的に、検札官に対して申し立てを行っても、一切聞き入れられません。検札官と揉めた場合、係員の指示に従わなかったとして、当初より高額の罰金が科せられる場合があります。 |
❖ | 罰金の支払いに納得がいかない場合のために、RATPはホームページ上で、不服申し立ての手順を説明していますが、対応はフランス語となります。オンライン上の案内に従い、罰金に至った経緯、納得しない理由等必要事項を入力し、罰金の支払い領収書などを添付して申し出を行います。 【参考:RATPホームページ】 ●カスタマーサービス https://www.ratp.fr/question/service-client-ratp ●カスタマーサービス連絡先 https://www.ratp.fr/contacts/client |
メトロやバス乗車時の注意事項
❖ | 検札は、通常複数の検札官により、さまざまな場所で不定期に行われますので、使用したチケットは、最終目的地に到着するまでは捨てないようにしてください。 |
❖ | 自動改札口を通過する際には、チケットに刻印がなされているか確認してください。改札機の故障や不具合で刻印がされない場合がありますが、そのような場合であっても、刻印がないことにより「チケットが有効化されていない」と判断されます。刻印がない場合には可能な範囲で駅員に照会してください。 |
❖ | 磁気チケットの磁気は、電子機器に近づけると容易に傷むため、携帯電話などには近づけないでください。なお、未使用チケットの磁気が悪くなり、入口の改札を通れなくなった場合には、駅の窓口で交換が可能です。 |
❖ | 地下鉄駅の構内など、一方通行が設定されている場所では、行き先を間違えたとしても、むやみに引き返さないようにしてください。検札官に遭遇した場合、逆走とみなされ、罰金の対象になります。 |
参考リンク
❖ | RATP(パリ交通公団) https://www.ratp.fr/ |
❖ | Ile-de-France Mobilités(パリ近郊地域圏交通公団) https://www.iledefrance-mobilites.fr/ |
❖ | SNCF(フランス国鉄) https://www.sncf.com/fr |