【領事メール】警察官による少年射殺事件に伴う暴動 【6/29】(イル・ド・フランスにおける交通機関の運行制限)

令和5年6月29日
 

【暴動】
報道等によると、昨日28日から本日29日にかけて、イル・ド・フランス地域圏のみならず、フランス国内各地で公共施設や車両等が燃やされたり、警察との衝突が発生しました。
本日29日午後には、警察官による少年射殺事件が起きたナンテール市においてすでに放火や衝突が生じている旨の報道がなされています。
 
フランス国内に滞在中の方は、思わぬ被害に巻き込まれることのないよう、報道等から最新の情報を入手するとともに、デモや人だかりを見かけた場合には、付近に近づかないようにしてください。
また、暴動が発生している地域に滞在中の方は、夜間の外出はできるだけ控えるようにしてください。
 
【イル・ド・フランス地域圏における公共交通機関の運行制限】
パリ交通公団(RATP)は、パリ警視庁の要請を受けて、本日29日21時以降、イル・ド・フランス地域圏内のバスと路面電車の運行を取りやめる旨発表しています。
公共交通機関の利用を予定されている方は留意してください。
<参考> https://twitter.com/RATPgroup/status/1674427767612637186?cxt=HHwWhIDQqdzL4bwuAAAA
 
イル・ド・フランス地域圏以外においても同様の措置が取られる可能性がありますので、公共交通機関等から最新の情報を入手するようにしてください。