【領事メール】パリ市内のデモに関する情報(5月11日(土))

令和6年5月10日
 

1 報道等によると、5月11日(土)午後2時30分から5時30分頃にかけて、活動家グループ「C9M(Comite du 9-Mai)」により、パリ市内RERポール・ロワイヤル駅(5区)から、モンパルナス大通り、レンヌ通り、アッサス通りを経由して、シャルトルー通り(6区)までのデモが呼びかけられている模様です。パリ警視庁はこれに対し「公共の秩序を乱すおそれがある」として、同デモを禁止する行政命令を発表しました。
【参考:10日発表行政命令(パリ警視庁発表)】
https://www.prefecturedepolice.interieur.gouv.fr/sites/default/files/Documents/arrete_2024-00590_interdiction_manifestation_comite_du_9_mai.pdf 
 
2 これまでフランスでは、当局から禁止命令が発出されているにもかかわらず行進や集会が実施された場合、警察が同集会を解散させるために介入する等により混乱が生じたケースが発生していますので、行進経路には近づかないことをおすすめします。
 
3 フランスでは一般に、週末を中心にさまざまなデモや集会が実施されます。許可されたデモや集会は、多くの場合、平穏に実施されますが、フランス滞在中は、デモや人だかりを見かけた場合には近づくことなく、身の回りの安全に十分注意してください。