【領事メール】反捕鯨団体による集会の実施(その3)

令和6年8月22日
 


1 2024年7月21日(日)、デンマーク自治領グリーンランドの警察は、日本の要請により発出された国際刑事警察機構(ICPO)の国際手配に基づき、グリーンランドに船舶で入港したポール・ワトソンSS元代表の身柄を拘束した旨発表しました。この事態を受け、これまで、シー・シェパード(SS)・フランスや、シー・シェパード(SS)・フランス各支部の呼びかけにより、同元代表の解放を求める集会が、フランスの各都市において開催されています。さらに現時点で、8月22日(木)にラ・ロシェルにおいて、また8月24日(土)にパリにおいて、同様の集会の実施がSNSを通じて呼びかけられています(以下ご参照)。今後、日本に対する抗議等が拡大することも想定されます。
 
【8月22日(木)】
 ラ・ロシェル(旧港地区)18:30~20:00
【8月24日(土)】
 パリ(11区ナシオン広場)14:00~17:00
 
2 フランスでは一般に、週末を中心にさまざまなデモや集会が実施されます。許可されたデモや集会は、多くの場合、平穏に実施されますが、万一の不測の事態に備え、トラブルに巻き込まれることのないよう、報道等により最新情報の入手に努めるとともに、集会等が行われている場所には近づかない、集会等が行われている現場に遭遇した場合は速やかにその場を離れるなど、安全の確保を優先するようこころがけてください。