【領事メール】フランス国内におけるエムポックス・クレード1bの感染症例の発生

令和7年1月7日
 

●フランス当局は、フランス国内(ブルターニュ地域圏)で初のエムポックス・クレード1bの感染症例が確認された旨発表しました。
 
●エムポックスは、主にアフリカの複数の国(中央部及び西部)で感染の拡大が確認されており、WHO(世界保健機関)は、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」を宣言しました。
 
●報道等により関連情報を入手の上、引き続き感染状況等にご留意ください。
 
1 2025年1月6日、フランス当局は、フランス国内(ブルターニュ地域圏)で初のエムポックス・クレード1bの感染症例が確認された旨発表しました。エムポックスは、主にアフリカの複数の国(中央部及び西部)で感染の拡大が確認されていますが、当局によれば、感染者は、アフリカ中央部への渡航歴がないものの、アフリカ中央部から帰国した2人と接触しており、感染源特定等のため調査が進められているとのことです。
 
2 WHOによれば、エムポックス・ウィルスのうちクレード1はクレード2よりも重篤な症状を引き起こす可能性があると言われており、主にアフリカの複数の国で感染が拡大していることなどを受け、2024年8月14日、WHOは、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」を宣言しました。
 
3 報道等により関連情報を入手の上、引き続き感染状況等にご留意ください。なお、エムポックスの症状・予防対策等の詳細については、以下のホームページ等の情報をご参照ください。
 
●フランス当局関連ページ(フランス語)
プレス・リリース
https://sante.gouv.fr/actualites/presse/communiques-de-presse/article/face-au-premier-cas-de-mpox-de-clade-i-b-identifie-en-france-les-autorites
エムポックス情報
https://sante.gouv.fr/soins-et-maladies/maladies/maladies-vectorielles-et-zoonoses/cas-groupes-d-infection-par-le-virus-monkeypox
 
●外務省海外安全ホームページ
感染症広域情報:エムポックスに関する注意喚起(「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」の宣言)(2024年8月16日付)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2024C033.html
感染症広域情報:エムポックスに関する注意喚起(2024年8月8日付)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2024C032.html
 
●厚生労働省ホームページ
エムポックスについて
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/monkeypox_00001.html