平成30年7月12日~14日 ジャポニズム関連視察等
河野外務大臣の河瀨直美監督「Vision」上映会への出席 (平成30年7月12日)



現地時間7月12日,午後2時55分から約2時間半,フランス・パリを訪問中の河野太郎外務大臣は,シネマテーク・フランセーズにおける河瀨直美監督最新作「Vision」上映会に出席したところ,概要は以下のとおりです。
1 冒頭,河野大臣から,「ジャポニスム2018」の開幕及びそのオープニング企画として実施され,海外初上映となる「Vision」上映会について紹介するとともに,「Vision」が日仏の架け橋となり,今後も素晴らしい映画が日仏両国で作られていくことを期待する旨挨拶を行いました。
2 引き続き,河瀨直美監督及び「Vision」主演女優のジュリエット・ビノシュ氏による挨拶の後,河野大臣は「Vision」を鑑賞しました。

[参考1]河瀨直美監督作品「Vision」
奈良・吉野の森を舞台に,名優ジュリエット・ビノシュと永瀬正敏がダブル主演を務める日仏合作映画。日本では6月8日より公開,フランスではVOYAGE À YOSHINO のタイトルで11月28日より公開予定。
上映会場では,奈良県・吉野町の協力を得て,吉野の自然風景や伝統を紹介する展示等も実施。



[参考2]ジャポニスム2018(2018年7月~2019年2月,於:フランス)
日仏友好160年を記念して,パリを中心に実施する総合的な日本文化紹介事業。2016年5月の日仏首脳会談において開催を合意したもの。日本の文化芸術から地方の多彩な魅力までを発信する50以上の企画を実施。2020年の東京オリンピック・パラリンピック大会に向けて,インバウンド観光の促進,和食・日本酒等の日本産品の更なる海外展開に繋げていくことを目指す。
河野外務大臣のジャポニスム2018関係者との夕食会への出席 (平成30年7月12日)
1. 冒頭,河野大臣から,ジャポニスム2018への参加について謝意を表明し,この歴史的な文化の祭典を通じて,フランスから世界へ向けて日本文化を発信すべく,引き続き協力を得たい旨述べました。
2. 続いて参加者から,ジャポニスム2018の参加に向けた期待や意気込みが表明されると共に,日仏間の文化交流や日本文化の海外への発信等につき活発な意見交換が行われました。
[参考1]先方出席者
早川 茂 トヨタ自動車株式会社取締役副会長,パリ日本文化会館・日本友の会会長
木下 直哉 木下グループホールディングス代表取締役社長
植木 義晴 日本航空株式会社代表取締役会長
中村 晃 全日本空輸株式会社上席執行役員(欧州統括)
猪子 寿之 ウルトラテクノロジスト集団チームラボ代表
河瀬 直美 映画監督
長谷川 祐子 東京都現代美術館参事(「深みへ」展キュレーター)
藤高 郁夫 株式会社TAO・エンターテイメント代表取締役
松田 誠 一般社団法人日本2.5次元ミュージカル協会代表
秋元 雄史 東京藝術大学美術館館長(井上有一展キュレーター)
[参考2]ジャポニスム2018:響きあう魂(2018年7月~2019年2月,於:フランス)
日仏友好160周年を記念して,パリを中心に実施する総合的な日本文化紹介事業。2016年5月の日仏首脳会談において開催を合意したもの。日本の文化芸術から地方の多彩な魅力までを発信する50以上の企画を実施。2020年の東京オリンピック・パラリンピック大会に向けて,インバウンド観光の促進,和食・日本酒等の日本産品の更なる海外展開に繋げていくことを目指す。
河野外務大臣のパリ日本文化会館訪問及び「井上有一1916-1985-書の解放-」展視察 (平成30年7月13日)



現地時間7月13日,13時50分から約30分間,フランス・パリを訪問中の河野太郎外務大臣は,パリ日本文化会館を訪問して「ジャポニスム2018」の実施・広報に携わる職員を激励するとともに,同会館で開催される「井上有一1916-1985-書の解放-」展を視察したところ,概要は以下のとおりです。
1 河野大臣は,安藤裕康国際交流基金理事長,杉浦勉パリ日本文化会館館長ほかによる出迎えを受けた後,パリ日本文化会館の職員を前に,「ジャポニスム2018」の法被を羽織りながら,「ジャポニスム2018」が高評価のもと開幕したところ,その成功に向け,引き続き広報に全力を尽くすよう激励しました。
2 続いて,秋元雄史東京藝術大学大学美術館館長・教授(「井上有一1916-1985-書の解放-」展キュレーター)の案内で,書家井上有一氏の展示作品を視察しました。



[参考1]ジャポニスム2018:響きあう魂(2018年7月~2019年2月,於:フランス)
日仏友好160年を記念して,パリを中心に実施する総合的な日本文化紹介事業。2016年5月の日仏首脳会談において開催を合意したもの。日本の文化芸術から地方の多彩な魅力までを発信する50以上の企画を実施。2020年の東京オリンピック・パラリンピック大会に向けて,インバウンド観光の促進,和食・日本酒等の日本産品の更なる海外展開に繋げていくことを目指す。
[参考2]「井上有一 1916-1985 -書の解放-」展
ジャポニスム2018公式企画の一つとして,国際交流基金が主催。2018年7月14日~9月15日,パリ日本文化会館にて開催の後,9月29日~12月17日,南仏アルビ市のトゥールーズ・ロートレック美術館にて開催。「書」の概念を塗り替え,前衛画家にも通ずる挑発的な作品を生み出したと評される書家井上有一氏の作品展示。
河野外務大臣の「深みへ-日本の美意識を求めて-」展開会式への出席 (平成30年7月13日)
現地時間7月13日,午後5時から約1時間,フランス・パリを訪問中の河野太郎外務大臣は,ロスチャイルド館における「深みへ-日本の美意識を求めて-」展開会式に出席したところ,概要は以下のとおりです。
1 河野大臣は,安藤裕康国際交流基金理事長による出迎えを受け,同展覧会のテープカットを行いました。その後,キュレーターの長谷川祐子東京都現代美術館参事の案内で,紀元前3500年~2500年頃の縄文火焔型土器と,同土器の造形からインスピレーションを受けたファッションブランド・アンリアレイジによる彫刻ドレスなど,日本の美意識を表現する展示作品を視察しました。
2 同展覧会はジャポニスム2018のオープニングを飾る企画として,津川雅彦氏のコンセプトに基づき,ジャポニスム2018において開催される美術展を総合し,世界に発信すべき「日本の美意識」を表現するものです。
[参考1]ジャポニスム2018:響きあう魂(2018年7月~2019年2月,於:フランス)
日仏友好160年を記念して,パリを中心に実施する総合的な日本文化紹介事業。2016年5月の日仏首脳会談において開催を合意したもの。日本の文化芸術から地方の多彩な魅力までを発信する50以上の企画を実施。2020年の東京オリンピック・パラリンピック大会に向けて,インバウンド観光の促進,和食・日本酒等の日本産品の更なる海外展開に繋げていくことを目指す。
[参考2]「深みへ-日本の美意識を求めて-」展
ジャポニスム2018公式企画の一つとして,国際交流基金が主催。2018年7月14日~8月18日まで,パリ・ロスチャイルド館にて開催。
河野外務大臣のジヴェルニー視察 (平成30年7月14日)
7月14日,現地時間午後3時25分から約2時間,フランスを訪問中の河野太郎外務大臣は,ルコルニュ連帯・エコロジー転換大臣付担当長官等とともに,パリ近郊のジヴェルニーを訪問し,「印象派美術館」及び「モネの家」を視察しました。


