在ヌメア領事事務所長からのご挨拶
令和6年4月25日
令和5年(2023年)1月1日にニューカレドニアに領事事務所が開設されました。仮事務所を構えて業務を開始しましたが、この度、令和6年(2024年)4月1日に、本事務所を開設する運びとなりました。新しい事務所は、ヌメアの市街地と観光の中心地アンスバタ/シトロン・ビーチの丁度中間に位置しアクセスしやすい場所にあります。
ヌメアにおける日本の領事事務所は約81年の空白期間を経て再設置されました。この長い期間に、邦人の皆様のためにご尽力いただいた皆様、名誉領事の方々、ニューカレドニア日本親善協会、日本人会、当地で活躍されている全ての方々に御礼申し上げます。
ニッケル鉱山への移民の時代(1892年~1919年)から多くの日本人の方々がニューカレドニアに移住されました。定住された方々の子孫は1万人近くを数え、様々な分野で活躍されています。私は着任後ヌメア(4km)とティオにある日本人墓地を訪問して参りました。お一人お一人の名前が彫られた墓碑を見るにつけ、日本人の皆様の苦労に深く感謝の念を感じております。
この約130年の歴史の中で日本人の価値観や勤勉な気質がニューカレドニア社会の発展に大きく貢献してきたと思います。ニューカレドニアの方々は先祖代々受け継がれたクチューム(Coutume)を大切にされていますが、我々日本人も伝統や習慣を大切にしており、だからこそ日本の方々がニューカレドニア社会に馴染んできたのだと思います。
当事務所は仏領ポリネシアとワリス・フテュナも兼轄しています。今後当館管轄地の邦人の皆様のお役に立てるよう、また日本とこれらの地域との架け橋になれるよう努めて参ります。
ヌメアにおける日本の領事事務所は約81年の空白期間を経て再設置されました。この長い期間に、邦人の皆様のためにご尽力いただいた皆様、名誉領事の方々、ニューカレドニア日本親善協会、日本人会、当地で活躍されている全ての方々に御礼申し上げます。
ニッケル鉱山への移民の時代(1892年~1919年)から多くの日本人の方々がニューカレドニアに移住されました。定住された方々の子孫は1万人近くを数え、様々な分野で活躍されています。私は着任後ヌメア(4km)とティオにある日本人墓地を訪問して参りました。お一人お一人の名前が彫られた墓碑を見るにつけ、日本人の皆様の苦労に深く感謝の念を感じております。
この約130年の歴史の中で日本人の価値観や勤勉な気質がニューカレドニア社会の発展に大きく貢献してきたと思います。ニューカレドニアの方々は先祖代々受け継がれたクチューム(Coutume)を大切にされていますが、我々日本人も伝統や習慣を大切にしており、だからこそ日本の方々がニューカレドニア社会に馴染んできたのだと思います。
当事務所は仏領ポリネシアとワリス・フテュナも兼轄しています。今後当館管轄地の邦人の皆様のお役に立てるよう、また日本とこれらの地域との架け橋になれるよう努めて参ります。
令和6年(2024年)4月1日
在ヌメア領事事務所長
堀田裕子
在ヌメア領事事務所長
堀田裕子